2020年本格ミステリベスト10 トップ10を大胆予想中!(随時更新)

本格百合ミステリ「友達以上探偵未満」を書いたミステリ界の異端児麻耶雄嵩について

02ミステリ小説

こんばんは
アボカド0142です。

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今まで沢山の本を読んできて、
好きな作家さんも多くおりますが、
全作品を網羅してしまったのは、麻耶雄嵩さんの小説だけです。
まず、麻耶雄嵩さんの紹介からです。

本格ミステリ・ベスト10の常連麻耶雄嵩

以下wikipediaより引用です。

麻耶 雄嵩(まや ゆたか、1969年5月29日 – )は、日本の小説家、推理作家。本名、堀井良彦。三重県上野市(現・伊賀市)出身。「摩耶雄嵩」「麻耶雄高」などは誤り。

三重県立上野高等学校、京都大学工学部卒業。在学中は推理小説研究会に所属、この時に短篇の執筆を始める。そこで知り合った綾辻行人・法月綸太郎・島田荘司の推薦をうけ、1991年『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビュー。
いわゆる「問題作」を一貫して書き続けており、研究会OBの大勢と同じく長編・短篇を問わず寡作ではあるが、独特の世界観と手法的アプローチに強いこだわりを持った癖のある作風で、マニアックかつカルト的な支持を得ている。同業者やミステリ界隈からの評価に関わらず長い間無冠であったが、2011年に『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞・第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2015年、『さよなら神様』で第15回本格ミステリ大賞受賞。

万人受けはしないが、刺さる人には刺さる作風。
ちなみに、毎年発行される雑誌「本格ミステリ・ベスト10」
の常連で新書が出たらだいたいランクインします。

本格ミステリのヤンデレ麻耶雄嵩

極端なキャラクターが多い

根幹にあるのはエラリー・クイーンやピーター・ディキンスンのような、ロジカルな謎解きと、事件・トリックの構築性に厳格な本格ミステリである。しかし物理トリックは破天荒で、プロットには意図的な落差が存在するため、読後の印象は一般的なミステリとは異なる。
シリーズキャラクターとしてはピカレスク的側面の強い銘探偵・メルカトル鮎と腐れ縁の売れない推理作家・美袋三条、力量はありつつも頼りない名探偵・木更津悠也と複数の意味で優秀なワトソン役の推理作家・香月実朝、更に便宜的な意味での探偵役には深甚な心的外傷を抱える現代的モラトリアム青年・如月烏有がいる。
プロットにおいては、人工的な意匠と関係性、非日常性を誇張した舞台設定、様々な意味で攪乱をもたらす伏線、読者の解釈に委ねられたラディカルな不確定性、そしてほぼ例外なく訪れるカタルシスと両立しないカタストロフを大きな特徴とする。

メルカトルさん、探偵にしちゃ駄目でしょ。
ヒロインが登場する作品では、とりあえず超絶美少女にしてしまうのも麻耶さん作品の特徴。

本格への愛が深すぎる

また『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』では全編小栗虫太郎(ことに『黒死館殺人事件』)へのオマージュと関連した名探偵の存在・謎解きの様式への問題提起を行い、『夏と冬の奏鳴曲』では探偵役が解決を明示しないという大胆な手法で本格ミステリの枠組みそのものを問い、『メルカトルと美袋のための殺人』や『名探偵 木更津悠也』では、それぞれ名探偵と事件/名探偵と助手の関係性について顛倒を試み、『貴族探偵』ではいわゆる安楽椅子探偵へのアンチテーゼを打ち出し、『神様ゲーム』ではジュヴナイルの枠組みを借りて探偵役に本来の役目を放棄させることでその存在意義を突き詰め、『隻眼の少女』では探偵の存在とロジックの関係をミステリの定石に則って懐疑的に描き、『メルカトルかく語りき』においては自身の作風を否定しかねないほどに過剰に論理性を突き詰めるなど、ミステリ小説の構造自体に対する独特の問題意識が強い。

この人は本格ミステリが好きすぎるのだと思う。
だから、合えて、本格の王道(定石)を外して、タブーすれすれを狙う。
それでも本格ミステリとして成立するのか?を問う挑戦的な作品しか書かない。

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