2020年本格ミステリベスト10 トップ10を大胆予想中!(随時更新)

昔話本格ミステリの2019年傑作!「むかしむかしあるところに、死体がありました。」紹介

02ミステリ小説

 
 
この記事は、「むかしむかしあるところに、死体がありました。」を
読んだあとに書いています。
 

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前の記事:「殺人犯 対 殺人鬼」(早坂 吝)今読むべき本格ミステリを最速徹底考察!【ネタバレ有】
 
 

あらすじ

 
あらすじを見てみましょう。

昔ばなし、な・の・に、新しい!鬼退治。桃太郎って……え、そうなの?大きくなあれ。一寸法師が……ヤバすぎる!ここ掘れワンワン。埋まっているのは……ええ!?
「浦島太郎」や「鶴の恩返し」といった皆さんご存じの《日本昔ばなし》を、密室やアリバイ、ダイイングメッセージといったミステリのテーマで読み解く全く新しいミステリ!「一寸法師の不在証明」「花咲か死者伝言」「つるの倒叙がえし」「密室龍宮城」「絶海の鬼ヶ島」の全5編収録。
出典元:Booklive 作品内容

 
 

本書のジャンル・特徴

 
本作のジャンル・特徴をまとめると以下の通りです。
 
本格ミステリである
ファンタジー
密室殺人
クローズドサークル
特殊設定
そして誰もいなくなった系
倒叙ミステリ
イヤミス
 
 
昔話の世界観で、本格ミステリをやってしまったこの作品。
竜宮城の見取り図出た時はげらげら笑いました。
 
 

昔話のブラックな味わいが楽しい!

 
昔話は子供に聞かせる時はオブラートに包んでいるが
本当の話はかなりえぐい……という話はよく聞きます。
本作では、それに加えておなじみの登場人物達が
殺人に手を染めてしまうので、結末は中々の後味の悪さ
 
イヤミスが好きな人は是非!
 
 

上質なロジックが堪能

 
エンタメ性が高い作品ではありますが
本格ミステリとしてのロジックの切れ、鮮やかさは健在。
昔話特有の不思議な現象が特殊設定として上手く活かされています
 
個人的に良かったのは「つるの倒叙返し」。
SNS・読書メーターで調べても、「つるの倒叙返し」が評価高いみたいですね。
 
2020年の本格ミステリベスト10では、
トップ10にランクインするのはほぼ間違いないかと思います!
しかし、「魔眼の匣の殺人」・「紅蓮館の殺人」とか
今年の本格ミステリはかなり激戦区ではないですかねぇ。
 
 

ミステリを敬遠しがちな人にも親しみやすい

 
登場人物が昔話のキャラクターなので覚える必要がないこと、
簡潔でわかりやすい文章なので読み易い。
 
ミステリー初心者にも勧められる作品ですね。
 

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