2020年本格ミステリベスト10 トップ10を大胆予想中!(随時更新)

「犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー」AIミステリーの続編はバカミスなのか!?

02ミステリ小説

あらすじ

~あらすじ~
賢くて可愛いAI 犯人の探偵を翻弄する大逆襲劇。

人工知能探偵・相以の驚異的な推理力に大敗を喫した以相。

復讐に燃える彼女は、人間の知能を増幅させ完璧な共犯者を造り、相以に挑戦状を叩きつけた。

ゴムボートで漂着した死体、密室で殺された漁協長、首相公邸内殺人事件。

連鎖する不可解な事象を読み解く一筋の推理の紐は、なんと以相の仕掛けた恐るべきトリックの導火線だった!? 

奇想とロジックが宙を舞う超絶推理バトル再燃。

出典元:版元ドットコム(https://www.hanmoto.com/)

本書のジャンル・特徴

  • 本格ミステリである
  • SFミステリ
  • 読者への挑戦状
  • エンタメ性が高いミステリ
  • バカミス
  • アリバイトリック
  • 推理バトル

考察

AI以外のキャラクターも強烈

探偵相以と犯人以相を始めとした、個性的なキャラクターのコミカルな掛け合いは健在。

総理大臣息子達(立法、司法、行政 ※注 名前です)まで出てきてスケールは大きくなったのか?

主人公が割と空気になっていたのは残念。

バカミス感も強いが、その発想はユニーク

SFと言っていいのか、今でもギリギリ手が届くかちょっと先くらいの最新科学技術を用いたミステリー、探偵AIシリーズの2作目。

早坂吝さんの最新科学技術系では、「RPGスクール」、「ドローン探偵と世界の終わりの館」がありますが、シリーズとして続いているのは探偵AIシリーズのみ。

流行の概念をいち早くミステリに取り込む早坂先生は流石。

肝心のトリックはやや無理があり、後出し感もあるが、その発想はユニーク

AIならではの問題も絡んでいるのでなかなか興味深い謎解きでした。

AIネタ縛りでミステリーを書くのは簡単ではなさそうですが、次作ではAIと本格ミステリーを融合させたさらなる傑作を書いてほしいですね。