こんにちは!本格ミステリブロガーのアボカドです。
今回は『「双蛇密室」(早坂吝)何故面白いのか徹底考察【ネタバレ有】』と題して、小説「双蛇密室」についてまとめてみました。
あらすじ
~あらすじ~
「援交探偵」上木らいちの「お客様」藍川刑事は「二匹の蛇」の夢を物心付いた時から見続けていた。
一歳の頃、自宅で二匹の蛇に襲われたのが由来のようだと藍川が話したところ、らいちに矛盾点を指摘される。
両親が何かを隠している?
意を決して実家に向かった藍川は、両親から蛇にまつわる二つの密室事件を告白された。
それが「蛇の夢」へと繋がるのか。
らいちも怯む(!?)驚天動地の真相とは?
出典元:版元ドットコム(https://www.hanmoto.com/)
本書のジャンル・特徴
- 本格ミステリである
- エロミス
- 密室殺人
- バカミス
- イヤミス
考察
SNS・読書感想サイトの評判は?
今まで以上に、素晴らしきバカミス!
ぶっとんだネタ。
前代未聞のアイデアをどんなミステリの鬼たち誰よりも先んじて世に問えるその情動に突き動かされて書いたんじゃないかと想像したくなる
類似、オマージュされた作品はどういったものがあるか?
コナン・ドイルの「まだらの紐」がオマージュされています。
「まだらの紐」は毒蛇を使った殺人を扱っている。
本作では、蛇について、どんな使い方をしているのかはお楽しみに!
「双蛇密室」のココが好き!
- 著者しか書けないような前代未聞の真相
- 安心・安定のバカミス
- 謎の社会派路線
「〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件」
「虹の歯ブラシ 上木らいち発散」
「誰も僕を裁けない」
と常にぶっとんだアイデアで読者を驚かしてきた早坂吝さん。
今回もやってくれましたね!
トビヘビの推理は正直イマイチだと思っていましたが、その後の推理がスゴイ……。
バカミスランキングがあれば、上位間違いなしの本作。
やはり、早坂さんの作品は中毒性があり、万人受けしない。
「双蛇密室」のココがイマイチ!
- らいちのキャラが変?
- あの物理トリック(トビヘビ)は流石に無茶が…
らいちのキャラが黒くなりすぎてたような気がします。
まとめ
今回は『「双蛇密室」(早坂吝)何故面白いのか徹底考察【ネタバレ有】』と題して、小説「双蛇密室」について紹介しました。
では、今回もご覧いただきありがとうございました!