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「ドローン探偵と世界の終わりの館」(早坂吝)何故面白いのか徹底考察【ネタバレ有】

02ミステリ小説

こんにちは!本格ミステリブロガーのアボカドです。

今回は『「ドローン探偵と世界の終わりの館」(早坂吝)何故面白いのか徹底考察【ネタバレ有】』と題して、小説「ドローン探偵と世界の終わりの館」についてまとめてみました。

本記事の内容には、ネタバレが含まれています!

すでに作品を読了された方向けの内容となりますのでご注意下さい。

あらすじ

~あらすじ~

颯爽と空から現れ犯人を捕獲する……そんな神出鬼没な存在として知られるドローン探偵こと飛鷹六騎(ひだか・ろっき)は、日々、犯人確保に余念がない。

ところがある日、捜査中に両足を骨折。

折しも大学探検部の面々と「廃墟探検」を計画中で、悩んだ六騎はドローンを使った妙案、廃墟付近に停めた車でドローンを操り、カメラ越しに探検するという方法を思いつく。

そうして向かった廃墟、その実態は「ヴァルハラ」と呼ばれる洋館で、北欧神話の終末論に取り憑かれた男が建てた〈迷宮〉だった。

神話にもとづいた仕掛けが至るところに施されたその場所を意気揚々と探検する部員たち。

しかし、いつしかそこには不穏な気配が漂い、部員が一人、また一人と襲われ始め――。

いったい犯人は誰なのか、なぜ皆を襲うのか? 六騎に打てる手はあるのか?

本格ミステリーの申し子にして、定石破りの天才が贈る、これぞ究極のエンターテインメント!!

出典元:版元ドットコム(https://www.hanmoto.com/)

本書のジャンル・特徴

  • 本格ミステリである
  • 読者への挑戦状
  • 最新科学技術系本格ミステリ
  • 叙述トリック
  • バカミス

考察

最新科学技術系本格ミステリという新たなジャンル開拓

本作は、早坂吝さんの代表シリーズであるらいちシリーズのエロミス路線とは毛色が違い、

最新科学技術系の本格ミステリという、新しいジャンルの作品です。

SFミステリと言う形で想像上の超未来の技術を扱ったミステリはたくさんありますが、

最新科学技術系本格ミステリでは、「」話題となっている最先端技術を主軸にするという点が違います。

本作では、「ドローン」。

他には「AI」を使った。探偵AIシリーズも出していますね。

「ドローン探偵と世界の終わりの館」のココが好き!

ココが好き!

  • 叙述トリックの新たな可能性
  • 読者への挑戦状とドローン定義
  • 真相のイヤミス感

叙述トリックにも色々ありますが、中々本作のような大胆なものは類がない。

ありがちな人物像の錯覚系ではなく、舞台の錯覚系

大胆すぎるよ!

個人的に本作でポイントが一番高いのは、「ドローンの定義と絡めた叙述」ですね!

真相で、おっさんが正気に戻ってて、実はヴァルハラからでちゃってたのは、凄い後味悪い。

いやぁ、皮肉が聞いてて、早坂さんらしい素晴らしいイヤミスでした。

「ドローン探偵と世界の終わりの館」のココがイマイチ!

ココがイマイチ

  • 叙述トリックにも限度が…
  • 若干、以前の作品と似ている

本作のトリックは好き。

早坂さんの以前書いたある作品と似ているところもあったので

その作品を読んでなかったら、もっと楽しめたかもしれません。

まとめ

今回は『「ドローン探偵と世界の終わりの館」(早坂吝)何故面白いのか徹底考察【ネタバレ有】』と題して、小説「ドローン探偵と世界の終わりの館」について紹介しました。

では、今回もご覧いただきありがとうございました!