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読書量年100冊の私が勧めるどんでん返しミステリ7選【おすすめ】

01ミステリランキング・おすすめ

こんにちは!本格ミステリブロガーのアボカドです。

今回は『読書量年100冊の私が勧めるどんでん返しミステリ7選』と題して

どんでん返しミステリを紹介します!

どんでん返しミステリ7選

順不同です。

殺戮にいたる病(我孫子武丸)

どんでん返し度:★★★★☆
総合的面白さ :★★★★★

私が大学時代に本格ミステリーに挑戦して最初に受けた衝撃はこの本より。

新本格世代のミステリ作家である我孫子武丸さんはサウンドノベルの名作「かまいたちの夜」のシナリオを担当したことでも有名ですね。

本作は、新本格ミステリーの全盛期である1992年に発表。

異常な犯人の心理・丁寧に張られた伏線があるからこそ”あの真相”が衝撃を呼ぶ。

無駄がない文章・展開。洗練されており、非常に完成度の高い作品です。

エログロ描写があるので女性に薦めづらいのが、惜しい。

 
~あらすじ~

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。

東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。

犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。

冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。

出典元:版元ドットコム(https://www.hanmoto.com/)

ハサミ男( 殊能将之)

どんでん返し度:★★★★★
総合的面白さ :★★★★☆

ミステリ読んだことない人に、必ず勧めている一作

殺戮にいたる病」と共に、私が本格ミステリにのめり込むきっかけになった本でもあります。

ライトな語り口なのでとても読み易い。

真相の衝撃だけでなく、伏線の貼り方、回収の仕方など非常にハイレベル

今回は紹介しませんが、著者の別作品「鏡の中は日曜日」もどんでん返し系でオススメです。

著者の殊能将之さんは既に若くして亡くなられてしまったのが悔やまれます。

 
~あらすじ~

美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。

出典元:版元ドットコム(https://www.hanmoto.com/)

〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件(早坂吝)

どんでん返し度:★★★★★
総合的面白さ :★★★★★

前代未聞とはまさにこのこと。

このトリックはもう他の作品では使われないでしょう、唯一無二。

でも、バカなんだよなぁ。実に馬鹿らしい。

超頭のいいバカが考えた話って感じがあって、凄い好みな作風ですね。

私が一番好きなミステリ作家は麻耶雄嵩さんなのですが、その後継者になりうる早坂吝さんに非常に期待しております。

 
~あらすじ~

アウトドアが趣味の公務員・沖らは、仮面の男・黒沼が所有する孤島での、夏休み恒例のオフ会へ。

赤毛の女子高生が初参加するなか、孤島に着いた翌日、メンバーの二人が失踪、続いて殺人事件が。

さらには意図不明の密室が連続し……。果たして犯人は?

そしてこの作品のタイトルとは?

「タイトル当て」でミステリランキングを席巻したネタバレ厳禁の第50回メフィスト賞受賞作

出典元:版元ドットコム(https://www.hanmoto.com/)

ロートレック荘事件(筒井康隆)

どんでん返し度:★★★★★
総合的面白さ :★★★★★

筒井康隆さんはSF作家として知名度があり、日本の3大SF作家とも呼ばれるほど。

私は本格ミステリに嵌る前はSFに嵌っていて、その中でも筒井康隆さんの作品が好きで「家族八景」「旅のラゴス」等読んでいました。

本格ミステリを読むようになってから、筒井康隆のどんでん返しミステリ作品で面白いものがあると知って手に取ったのがきっかけ。

SFやメタ小説を書いていた著書らしい技巧。いや、天才ですね。

ことによると、今回紹介したどんでんがえしミステリの中で一番好きなトリックかもしれない

エピローグも趣があって良し。

 
~あらすじ~

夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。

ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが……。

二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。

一人また一人、美女が殺される。

邸内の人間の犯行か?アリバイを持たぬ者は?

動機は?

推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘う。

出典元:版元ドットコム(https://www.hanmoto.com/)

medium霊媒探偵城塚翡翠(相沢沙呼)

どんでん返し度:★★★★☆
総合的面白さ :★★★★☆

本著の帯(初版)に書かれていたのは「すべてが、伏線。」の8文字。

ミステリの場合ハードルは上げない方が良いはずなのに、でも、読んでほしいから持ち上げてしまう。

日常の謎・青春ミステリを扱ってきた相沢さんが10年目の節目で本格ミステリ(人が死ぬ)に挑む決意をし、書いた作品とのこと。

終盤の怒涛の展開や心理描写・キャラクターの魅力。

相沢沙呼の集大成にして最高傑作という声も多い。

ヒロイン♯翡翠ちゃんかわいいにやられた人、多数。

色んな意味で隙が無い作品です。

「medium霊媒探偵城塚翡翠」相沢沙呼の最高傑作を徹底考察【ネタバレなし】
この記事は、「medium霊媒探偵城塚翡翠 」を読んだあとに書いています。 前の記事 あらすじ ~あらすじ~ 推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出会う。彼女は...

  
~あらすじ~

推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出会う。彼女は霊媒師であり、死者の言葉を伝えることができる。

しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。

一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。

一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。

だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた。

出典元:講談社ノベルズHP

魔眼の匣の殺人(今村昌弘)

どんでん返し度:★★★☆☆
総合的面白さ :★★★★☆

どんでん返し度だけでなく、総合的な面白さが最近でピカイチだった本作も紹介

今村昌弘さんのデビュー作にして、ミステリランキング4冠を達成してしまった「屍人荘の殺人」の続編。

本作のジャンル・特徴はクローズドサークル、特殊設定(予言者・超能力)、館もの。

特殊設定の使い方の旨さだけでなく、解決編のロジックの切れ・鮮やかさはもはや新人ではないですね。

物語の構造、ワトソン・ホームズのセリフ・説明の順番、伏線の旨い貼り方(違和感を感じさせておく描写)等、とにかく読者に配慮した文章になっており、読み易く騙された時にしっかり悔しがれる

是非みなさんに読んでほしい作品です!

シリーズ物なので、前作「屍人荘の殺人」(これも超名作)から読んだ方がいいかと思います。

絶好調!「魔眼の匣の殺人」の著者今村昌弘、5つの疑問点。
この記事は、「魔眼の匣の殺人」を 読んだあとに書いています 前の記事:「魔眼の匣の殺人」徹底考察②考察のための5つの質問【ネタバレ有】 ①執筆スピートは速いか遅いか? 現時点で、作品として世に出されたのは ...
幻の女(ウイリアム・アイリッシュ)

どんでん返し度:★★★☆☆
総合的面白さ :★★★★☆

海外古典ミステリからも1作紹介。

早川書房の「読者が選ぶ海外ミステリ・ベスト100」(1999年)の1位。

正直、海外古典ミステリは読書のハードルが高い

小難しい言葉を使った翻訳だし、登場人物の名前も覚えにくい……、

そう思っている方も多いのではないのでしょうか?

そんな中で、読み易く、面白く、さらに衝撃度も高い、

私的に非常に初心者にオススメの古典ミステリです。

 
~あらすじ~

妻と喧嘩し、あてもなく街をさまよっていた男は、風変りな帽子をかぶった見ず知らずの女に出会う。

彼は気晴らしにその女を誘って食事をし、劇場でショーを観て、酒を飲んで別れた。

その後、帰宅した男を待っていたのは、絞殺された妻の死体と刑事たちだった!

迫りくる死刑執行の時。

彼のアリバイを証明するたった一人の目撃者“幻の女”はいったいどこにいるのか?

最新訳で贈るサスペンスの不朽の名作。

出典元:BookLive

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まとめ

今回は『読書量年100冊の私が勧めるどんでん返しミステリ7選』と題して

どんでん返しミステリについて紹介しました。

では、今回もご覧いただきありがとうございました!