2020年本格ミステリベスト10 トップ10を大胆予想中!(随時更新)

「時空旅行者の砂時計」(方丈貴恵)最近の超オススメ本!鮎川賞受賞作品

02ミステリ小説

こんにちは!本格ミステリブロガーのアボカドです。

今回は『時空旅行者の砂時計(方丈貴恵)最近の超オススメ本!鮎川賞受賞作品』と題して、小説「時空旅行者の砂時計」についてまとめてみました。

created by Rinker
東京創元社
¥1,870(2020/07/13 08:58:32時点 Amazon調べ-詳細)

あらすじ

~あらすじ~

瀕死の妻のために謎の声に従い、2018年から1960年にタイムトラベルした主人公・加茂。妻の祖先・竜泉家の人々が殺害され、後に起こった土砂崩れで一族のほとんどが亡くなった「死野の惨劇」の真相を解明することが、彼女の命を救うことに繋がるという。

タイムリミットは、土砂崩れがすべてを呑み込むまでの四日間。

閉ざされた館の中で起こる不可能犯罪の真犯人を暴き、加茂は2018年に戻ることができるのか!?
 
“令和のアルフレッド・ベスター”による、SF設定を本格ミステリに盛り込んだ、第29回鮎川哲也賞受賞作。

出典元:版元ドットコム(https://www.hanmoto.com/)

本作のジャンル・特徴

  • 本格ミステリである
  • タイムリープ物
  • 特殊設定
  • 館もの
  • 読者への挑戦状
  • 見立て殺人
  • クローズドサークル

本作の評価・加減点理由

「時空旅行者の砂時計」の評価(総合的面白さ :★★★☆☆)

 総合的面白さ :★★★☆☆
 意外性+論理性:★★★☆☆

~評価詳細~

  • 文章の読み易さ:★★☆☆☆
  • 古典ミステリ感:★★★★☆
  • 登場人物の魅力:★★☆☆☆
  • 私の好み   :★★★★☆

「時空旅行者の砂時計」の加点ポイント!

~加点ポイント~
◎非常に良い点

  • 古き良き本格ミステリへの愛を感じる
  • 古き良きSF小説へのリスペクトを感じる
  • 読後感が良い

〇良い点

  • ミステリでのタイムリープの使い方

本作は、第29回鮎川賞受賞作(2019年)。

方丈貴恵さんのデビュー作(?)

(※以前「遠い星からやって来た探偵」で鮎川賞候補にはなったようですが)。

最近の鮎川賞は、今村昌弘の「屍人荘の殺人」やら市川憂人の「ジェリーフィッシュは凍らない」やら

特殊設定ミステリの受賞作が多いですね!

「ジェリーフィッシュは凍らない」徹底考察①【ネタバレ有】
本記事の内容には、ネタバレが含まれています! すでに作品を読了された方向けの内容となりますのでご注意下さい。 あらすじ ~あらすじ~ 第26回鮎川哲也賞受賞作 特殊技術で開発された、小型飛行船〈...

本作はタイムリープと、ゴリゴリのSF要素を入れた特殊設定ミステリです。

さらに、館もの、読者への挑戦状、見立て殺人、クローズドサークル……。

古典本格ミステリ要素へのリスペクトを感じますね!

最近、イヤミスばっかり読んでいたからか、読後感の良さは新鮮でした。

特殊設定の使い方は非常に面白かったですが、今回はネタバレなしなので

ここでは言うまい。

少し粗削りなところもありますが、誠実なミステリであり、

貪欲に成長していきそうな気概を感じるので、方丈貴恵さんの、次作が非常に楽しみです。

「時空旅行者の砂時計」の減点ポイント!

~減点ポイント~
△イマイチな点

  • 1960年代を果たして再現できていたか?
  • 設定の派手さの割に謎解きのカタルシスが若干少ない

××かなりイマイチな点

  • 情景描写等で、文章が分かりずらい所あり

まとめ

今回は『時空旅行者の砂時計(方丈貴恵)最近の超オススメ本!鮎川賞受賞作品』と題して、小説「時空旅行者の砂時計」について紹介しました。

では、今回もご覧いただきありがとうございました!

created by Rinker
東京創元社
¥1,870(2020/07/13 08:58:32時点 Amazon調べ-詳細)

おすすめ!関連記事

特殊設定ミステリおすすめ

特殊設定(SF)」の本格ミステリランキング【2019年時点】【おすすめ】

http://kchudoku.com/2019/1106/200007/

本格ミステリベスト10

↓「2020年本格ミステリベスト10」を本ブログで大胆予想中

2020年本格ミステリベスト10 大胆予想!今年は激戦区!
2020年本格ミステリベスト10 トップ10予想 本記事は2019年12月01日時点でのランキングの予想です。 ※2020本格ミステリベスト10が12月5日に発売されました。    【結果】 → 私が予想した1~10位の...