こんにちは!本格ミステリブロガーのアボカドです。
今回は「このミステリーがすごい」と「本格ミステリベスト10」の違いについてまとめてみました!
※以下は、次の表記とします。
「このミステリーがすごい」→このミス
「本格ミステリベスト10」→本ミス
このミスと本ミスの比較
このミスと本ミスの『価格』
割とどうでもいい比較その1 本の『価格』。
・このミステリーがすごい! 2020年版 : 748円
・2020本格ミステリ・ベスト10 : 1100円
何故か本格ミステリ・ベスト10の方が高い。
このミスと本ミスの『表紙』
割とどうでもいい比較その2 本の『表紙』。
■このミステリーがすごい! 2020年版
・探偵のコスプレをした乃木坂46がポージング。
・探偵のコスプレした黒猫が2足立ちしている。
■2020本格ミステリ・ベスト10
・生き物はいない。
・一度縦に半分に破いて裏からセロテープで貼ったみたいな模様がある。
表紙は一目瞭然ですね。
コスプレ女とコスプレ猫がいるのが「このミス」。
縦に破いてから裏からセロテープでつけた方が「本ミス」
しかし、本ミスの方はマジで全然表紙デザインに金かける気がないですね。
背景の色変えて、下半分の文字変えただけじゃん。
いや、しかし、内容重視で表紙なんぞに手間をかけんという意気込みは私的には嫌いじゃありません。
このミスと本ミスの『評価方法』
重要なのは、ランキングの評価方法の違いですね。
『このミス』はミステリーであれば、
社会派だろうが、パズラーだろうが、エンタメだろうが、歴史物だろうが
面白ければランキング上位に乗っていく傾向があります。
一方
『本ミス』の場合は
本格ミステリの文法に則ったミステリー小説が上位に乗っていきます。
ただ、本格ミステリの定義は中々難しいところです。
古典的なヴァン・ダインの二十則、ノックスの十戒なんて守ってなくても面白い作品はありますし。
個人的には物語の中で『謎の意外性』と『論理性(フェア性も含む)』が発揮されているものが
本格ミステリとして優秀であると解釈しています。
私は本ミスが好き!
私はこのミスよりも、本ミスの方が好きです。
ミステリーといったら、やっぱり醍醐味はパズル解いた後のようなカタルシスが得られることだと思うのです。
このミス上位の物でも、自分の好みと合わなくて、結構イマイチなものがあるんですよね。
本ミスは評価軸がある程度固まっているから、ほとんど合わなかった作品はないですね。
まとめ
今回は「このミステリーがすごい」と「本格ミステリベスト10」の違いについて紹介しました!
では、今回もご覧いただきありがとうございました!
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