こんにちは!本格ミステリブロガーのアボカドです。
今回は『「螢」(麻耶雄嵩)何故面白いのか徹底考察』と題して、小説「螢」についてまとめてみました。
あらすじ
~あらすじ~
オカルトスポット探険サークルの学生六人は京都山間部の黒いレンガ屋敷ファイアフライ館に肝試しに来た。
ここは十年前、作曲家の加賀螢司が演奏家六人を殺した場所だ。
そして半年前、一人の女子メンバーが未逮捕の殺人鬼ジョージに惨殺されている。
そんな中での四日間の合宿。
ふざけ合う仲間たち。嵐の山荘での第一の殺人は、すぐに起こった。
出典元:BookLive
本作のジャンル・特徴
- 本格ミステリである
- クローズドサークル
- 館もの
本作の評価・加減点理由
「螢」の評価(総合的面白さ :★★★★★)
総合的面白さ :★★★★★
意外性+論理性:★★★★★
~評価詳細~
- 文章の読み易さ:★★★★★
- 古典ミステリ感:★★★★☆
- 登場人物の魅力:★★★★☆
- 私の好み :★★★★☆
「螢」の加点ポイント!
~加点ポイント~
◎非常に良い点
- 麻耶作品の傑作!
- トリックの緻密さ
〇良い点
- 後味の悪さ
記憶無くして、また読んでみたい一冊。
内容は上級者向けですね。
本格ミステリをある程度読んだ人におすすめ。
とりあえず、麻耶雄嵩初なら、先に以下の作品等を読んで慣れておいた方がいいかも。
麻耶雄嵩作品で一番ストレートに本格ミステリしてるのが本作。
クローズドサークル、大学生、館もの…と新本格全盛期っぽい仕掛けがたくさんあり。
SNSや読書メーターの感想では
「騙された」という声が非常に多い。
意外性に加えて、論理性、フェア性も保たれている名作なので
是非手に取ってほしい作品です!
「螢」の減点ポイント!
~減点ポイント~
△イマイチな点
- —
××かなりイマイチな点
- —
まとめ
今回は『「螢」(麻耶雄嵩)何故面白いのか徹底考察』と題して、小説「螢」について紹介しました。
では、今回もご覧いただきありがとうございました!
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