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「グラスバードは還らない」(市川憂人) 秀作の感想【ネタバレなし】

02ミステリ小説

こんにちは!本格ミステリブロガーのアボカドです。

今回は『「グラスバードは還らない」(市川憂人) 秀作の感想【ネタバレなし】』と題して、小説「グラスバードは還らない」についてまとめてみました。

あらすじ

~あらすじ~

ガラス製造社の研究員セシリアは、新規の事業取引先として、不動産王ヒューに関わることになる。

ヒューは高層ビル最上階の邸宅にて、秘蔵の鳥「硝子鳥」など希少動物を多く飼っていると噂されていた。

ある晩、セシリアは同僚たち三人と拉致され、目覚めると外が見えない特殊なガラス張りの迷宮に閉じ込められたことに気づく。

「お前たちの罪を知っている」というヒューの言葉に怯える中、突然ガラスが透明になり、研究員の一人が殺されたことが判明する。

傍には、どこからか紛れ込んだ「硝子鳥」が鳴き声を響かせていた……。

隠れる場所がないガラス張りの迷宮で、犯人はどこへ消えたのか? 

鮎川哲也賞受賞作家が贈る、『ジェリーフィッシュ』『ブルーローズ』に続く、本格ミステリシリーズ第3弾!

出典元:版元ドットコム(https://www.hanmoto.com/)

本作のジャンル・特徴

  • 本格ミステリである
  • 特殊設定
  • タイムリミット有
  • そして誰もいなくなった

本作の評価・加減点理由

「グラスバードは還らない」の評価(総合的面白さ :★★★☆☆)

 総合的面白さ :★★★☆☆
 意外性+論理性:★★★★☆

~評価詳細~

  • 文章の読み易さ:★★★★☆
  • 古典ミステリ感:★★☆☆☆
  • 登場人物の魅力:★★★☆☆
  • 私の好み   :★★★☆☆

「グラスバードは還らない」の加点ポイント!

~加点ポイント~
◎非常に良い点

  • 様々なミステリ技巧が融合されているが、崩壊することなくまとまっている

〇良い点

  • 再び、「そして誰もいなくなった」に挑戦した意欲作

市川憂人さんといえばデビュー作であり、マリア&漣シリーズ1作目の「ジェリーフィッシュは凍らない」で

特殊設定での「そして誰もいなくなった」オマージュをしたことで有名。

マリア&漣シリーズ3作目である本作でも、再度、「そして誰もいなくなった」に挑戦しています。

本作は、特殊設定+幻想的な世界観はそのままに、

色々な本格ミステリのガジェットを、これでもかというくらい沢山詰め込んだ作品となっていますが、

それでも崩壊していないのが、市川さんの実力。

1,2作から安定して面白いので、1→2→3の順番で読んでいくのが間違いないと思います。

「グラスバードは還らない」の減点ポイント!

~減点ポイント~
△イマイチな点

  • 派手な仕掛けだが、大筋の謎は序盤にわかってしまった

××かなりイマイチな点

まとめ

今回は『「グラスバードは還らない」(市川憂人) 秀作の感想【ネタバレなし】』と題して、小説「グラスバードは還らない」について紹介しました。

では、今回もご覧いただきありがとうございました!