こんにちは!アボカドです。
今回は、『「パラサイト半地下の家族」感想。ジャンル迷子で超展開?【ネタバレなし】』と題して
今話題のパラサイト半地下の家族を見てきたので、感想を書いてみました。
作品の概要
過去に度々事業に失敗、計画性も仕事もないが楽天的な父キム・ギテク。
そんな甲斐性なしの夫に強くあたる母チュンスク。
大学受験に落ち続け、若さも能力も持て余している息子ギウ。
美大を目指すが上手くいかず、予備校に通うお金もない娘ギジョン…
しがない内職で日々を繋ぐ彼らは、“ 半地下住宅”で 暮らす貧しい4人家族だ。
“半地下”の家は、暮らしにくい。
窓を開ければ、路上で散布される消毒剤が入ってくる。
電波が悪い。Wi-Fiも弱い。
水圧が低いからトイレが家の一番高い位置に鎮座している。
家族全員、ただただ“普通の暮らし”がしたい。
「僕の代わりに家庭教師をしないか?」受験経験は豊富だが学歴のないギウは、ある時、エリート大学生の友人から留学中の代打を頼まれる。
“受験のプロ”のギウが向かった先は、IT企業の社長パク・ドンイク一家が暮らす高台の大豪邸だった——。
パク一家の心を掴んだギウは、続いて妹のギジョンを家庭教師として紹介する。
更に、妹のギジョンはある仕掛けをしていき…“半地下住宅”で暮らすキム一家と、“ 高台の豪邸”で暮らすパク一家。
この相反する2つの家族が交差した先に、想像を遥かに超える衝撃の光景が広がっていく——。
引用:http://www.parasite-mv.jp/story.html
審査員長のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥは「まったく先が読めない映画」「本作は様々なジャンルがミックスされており、切迫した事柄をユーモラスに描けている」と評しています。
先が読めない
口コミでは、「先が読めない作品」であることが指摘されています。
ジャンル迷子
コメディと思いきや、後半の展開はミステリーでありホラーのようであり……。
この作品を既存のジャンルに一括りするのは難しいですね。
話が進むにつれてジャンルがフレキシブルに変わってくるので、
それが、先が読めない展開につながってくるのだと思います。
個性豊かな登場人物
本作の登場人物は、中々に個性豊か。
金持ち一家のパク家の4人家族がいいですね。
・豪邸の中で無差別に弓矢打ってくる芸術意識高い系悪ガキ
・家庭教師にすぐガチ恋するメルヘンお嬢
・半地下家族4人にすぐ騙される豪邸婦人
・息子が庭でテント野宿する中、窓の大きなリビングで羞恥ソファプレイを始めるエリート社長
韓国の半地下の暮らしが面白い
主人公の4人家族は、半地下の超小さいアパートに住んでいる。
半地下とは、窓の高さ分だけ地上から上に出ていて、それ以外は地上の下になっている部屋。
窓しか地上に出ていないので、換気もできないし、地下特有のにおいがあって非常に不快な場所。
半地下は実際に韓国に存在して、元々は防空壕的な目的で作られたものの、
今は一部の貧困層の人が住んでいるらしいです。
冒頭では、部屋の中から、地上の他の家のwifi電波を盗むシーンから始まります。
半地下の構造上、圧力の関係かなんかで、部屋の一番上にあるのは便器。
なので、便器に兄弟が体を寄せてスマホを天井に掲げるのですが、
そのシーンの絵面が酷すぎて、頭にのこる。
まとめ
今回は、『「パラサイト半地下の家族」感想。ジャンル迷子で超展開?【ネタバレなし】』と題して
今話題のパラサイト半地下の家族を見てきたので、感想を書いてみました。
では、今回もご覧いただきありがとうございました!
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