こんにちは!アボカドです。
今回は『麻耶雄嵩推薦!朝永理人「幽霊たちの不在証明」感想。本格パズラー+西尾維新みを感じる。』
と題して、朝永理人さんの「幽霊たちの不在証明」について読んでみたので感想を書いてみました。
あらすじ
「幽霊たちの不在証明」のあらすじ
2020年、第18回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作品
高校の文化祭のお化け屋敷で、首吊り幽霊に扮していたクラス委員の絞殺死体が発見された。
果たして、彼女はいつ「本物の死体」になったのか。
被害者に想いを寄せていたクラスメイトたちが、分刻みの“時間当て”で犯人を絞り込んでいく、
ロジカルな学園本格ミステリーです。
引用:版元ドットコム
「幽霊たちの不在証明」の評価
「幽霊たちの不在証明」の点数(総合的面白さ :★★★★☆)
総合的面白さ :★★★★☆
意外性+論理性:★★★★☆
- 文章の読み易さ:★★★★☆
- 古典ミステリ感:★★★☆☆
- 登場人物の魅力:★★★☆☆
- 私の好み :★★★★★
本作品の評価のポイント
西尾維新リスペクトを感じる
読んだ人なら誰でも感じるでしょう。
西尾維新作品っぽい会話劇。
西尾維新さんも有名になった化物語の影響で、ライトノベル作家のイメージが強いですが、
デビュー作のクビキリサイクルは本格ミステリですね。
西尾維新に似ていると思うのは
・極端な自虐キャラが主人公・探偵
・登場人物の名前。法則がある。(あいうえお順)
・会話
文章は軽快だが、重厚な本格パズラー作品
文章は軽快でライトノベルっぽい。
しかし、端正なロジックで展開される推理パートは重厚で、
本格ミステリとしての純度が高い作品になっています。
・読者への挑戦状
・分レベルの時刻アリバイトリック
・お化け屋敷という特殊な状況
等、面白い仕掛けがしてありますね。
まとめ
今回は『麻耶雄嵩推薦!朝永理人「幽霊たちの不在証明」感想。本格パズラー+西尾維新みを感じる。』
と題して、朝永理人さんの「幽霊たちの不在証明」について読んでみたので感想を書いてみました。
では、今回もご覧いただき有難うございました!
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